【オーストリア・ソーセージ食べ比べレビュー】

グルメ

ウィーンのスーパーから屋台まで、ソーセージはオーストリアの食文化に欠かせない存在。
今回は、現地で実際に購入・試食した3種類の代表的なソーセージをレビューします。価格帯も味わいも異なるラインナップですが、どれも個性豊かで“オーストリアらしさ”が詰まっていました。

 

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1.S-Budget FRANKFURTER(SPAR)

オーストリアの大手スーパー「SPAR」のプライベートブランド、“S-Budget”シリーズのフランクフルト。
このシリーズはコスパの良さが売りで、ソーセージも例外ではありません。価格はかなり控えめながら、食感はしっかりと弾力があり、燻製の香りも程よく漂います。特別な感動がある味ではないものの、「安くてちゃんと美味しい」という点で高評価。
日本のスーパーで買うウインナー感覚で楽しめるので、日本人の口にもよく合います。
現地のオーストリア人がどう評価しているのかは分かりませんが、旅行者や留学生の“日常の味”としては十分満足できる一品です。


2.STEIRMARK KRAINER(シュタイアーマルク・クライナー)

こちらはステリア地方(Steiermark)発祥の伝統的なクライナー。焼いてナイフを入れた瞬間、中からスープのように肉汁が溢れ出すのが最大の魅力です。
噛むと皮がパリッと弾け、溢れ出す肉汁が口いっぱいに広がります。脂の旨みとスモークの香りが絶妙にマッチしており、ビールとの相性は言うまでもなく抜群。
豪快な味わいながらも、後味は意外とすっきりしており、屋台で立ち食いするスタイルがよく似合うソーセージです。
「これぞ本場の味」と感じられる一本でした。


3.KÄSEKRAINER(ケーゼクライナー)

オーストリアの屋台グルメとして最も有名なのが、このケーゼクライナー。中にチーズ(Käse)が練り込まれており、焼くとチーズがとろけてソーセージ全体にじゅわっと広がります。
ナイフを入れた瞬間、肉汁とチーズが混ざり合った芳醇な香りが立ち上がり、思わず笑みがこぼれるほど。
味わいは濃厚で、ビールはもちろん、少し辛めのマスタードとの相性も最高です。
チーズ好きにはたまらない逸品で、「オーストリアに来たら絶対に食べるべきソーセージ」と言っても過言ではありません。


4. KNACKER(クナッカー)

グラーツで出会ったもう一つのソーセージは、極太の「KNACKER(クナッカー)」。皮がかなり分厚く、特に端の部分は噛み切るのが大変で、いくら噛んでもある程度の大きさが残るため、飲み込みにくいこともあります。

味は意外とあっさりめでたんぱく。そのため、朝食にいただくソーセージとしてはちょうど良い印象です。オーストリアの人たちはこれをさくっと飲み込んでしまうのでしょうか…?とにかく噛むほどに肉の旨味を感じられる、食べ応えのある一品です。

■まとめ

ソーセージ名特徴おすすめ度
S-Budget Frankfurterコスパ最強、あっさり系★★★☆☆
Steirmark Krainer肉汁じゅわっと、ジューシー系★★★★☆
Käsekrainerチーズ入りの濃厚系、屋台の定番★★★★★
KNACKER極太で皮が分厚く噛み応えあり、たんぱくで朝食向き★★★★☆

オーストリアのソーセージは、日本のウインナーとは一味違う奥深さがあります。
どれも手軽にスーパーや屋台で買えるので、旅行の際にはぜひ食べ比べてみてください。きっとお気に入りの一本が見つかるはずです。

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