前回は、オーストリアのスーパーで売られている小麦粉(Mehl)について詳しく紹介しました。
今回はその続編として、砂糖(Zucker)について書いていきたいと思います。
お菓子作りにおいて、小麦粉と並んで欠かせない存在が砂糖です。
オーストリアはお菓子大国ということもあり、スーパーの砂糖コーナーもなかなか充実しています。
とはいえ、小麦粉ほど細かい分類があるわけではありません。ただし、実際に使ってみて初めて分かる違いが結構ありました。
白砂糖でも「用途別」があるので要注意!
オーストリアの砂糖売り場を見ていると、
- 普通の白砂糖
- 粉砂糖
- ブラウンシュガー
といった定番商品に混じって、「ジャム用砂糖(Gelierzucker)」というものが売られています。
このジャム用砂糖、名前の通りジャムを作るための専用砂糖です。
最大の特徴は、
👉 果物と一緒に加熱するだけで、自然にゲル状(とろみ)がつく
という点。
とても便利なのですが、ここで注意点があります。
ジャム用砂糖を焼き菓子に使うと失敗します
このジャム用砂糖を、例えばクッキーやケーキなどの焼き菓子に使ってしまうとどうなるか。
- 砂糖の粒が大きめ
- 完全に溶けきらない
- 焼き上がりにじゃりじゃりした食感が残る
という残念な結果になります。
「砂糖だから同じでしょ?」と思って使うと、確実に失敗するので要注意です。
ケーキ作り・クッキー作りには、必ず“通常の白砂糖”を選ぶようにしてください。
Wiener Zucker Feinkristall
こちらは、いわゆる普通の白砂糖です。
細かめの結晶で、製菓にも料理にも幅広く使えます。
- ケーキ
- クッキー
- パン
- 煮物や料理全般
とりあえずこれがあれば困ることはありません。
迷ったらまずこれを買っておけばOK、という安心枠の砂糖です。

注意!Wiener Zucker Gelierzucker(ジャム用)
こちらが先ほど説明したジャム用砂糖です。
パッケージにははっきりと「Gelierzucker」と書かれているので、購入時は必ず確認しましょう。
- ジャム作りには最強
- 砂糖+果物だけで簡単
- 失敗しにくい
ただし、焼き菓子には絶対に不向きです。
用途が完全に限定される砂糖なので、「何に使うか」を明確にした上で購入することをおすすめします。

clever Feinkristall Zucker
ここでも登場、われらがcleverブランドの砂糖です。こちらは普通の白砂糖。価格が安いのが最大の魅力ですが、、、
ケーキ作りに使ってみると、粒度が荒いせいなのかジャリジャリ感が若干残りました。
製菓にはWien Zuckerの白砂糖を使うことをおすすめします。

超便利:clever Vanillin Zucker(バニラシュガー)
最後に紹介したいのが、clever Vanillin Zuckerです。これは本当に便利。
- 砂糖+バニラ風味が一体化
- これを加えるだけで、かなり強いバニラの香り
- バニラエッセンス不要
- バニラビーンズ不要
クッキーやケーキに少し加えるだけで、一気に「ちゃんとしたお菓子感」が出ます。
「バニラエッセンスを買うほどでもないけど、香りは欲しい」
という人には、間違いなくおすすめです。

まとめ:砂糖は「用途確認」が何より大事
オーストリアの砂糖は種類自体はシンプルですが、
- ジャム用かどうか
- Feinkristallかどうか
この2点を確認するだけで、失敗はほぼ防げます。
特にジャム用砂糖は便利な反面、
用途を間違えると悲惨な結果になるので要注意。
ぜひスーパーで表示をよく見ながら、
目的に合った砂糖を選んでみてください。
お菓子作りが、きっともっと楽しくなりますよ🍪


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