オーストリアでお米を買ってみたレビュー【グラーツ編】

生活

日本から海外に行くときに、食べ物の問題は大きな懸念事項の一つだと思います。
その中でも「主食のコメ」は特に大きな問題でしょう。

私も最初は「海外でまともなご飯が食べられるのか?」と不安でした。
でも実際に住んでみると、意外と色々なお米が手に入ります。
ということで今回は、オーストリア・グラーツで手に入るお米を実際に試してみたレビューを書いてみます。ご参考までにどうぞ。

2025.10.24 リゾット米とSUSHI RACEの銘柄を追加しました。


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1:LANGKORNREIS(長粒米)

グラーツで手に入る最も安価なお米です。
いわゆる「パサパサしているお米」で、日本人が思う“普通のごはん”とはちょっと違うタイプ。

これは私の炊き方の技術不足かもしれませんが、鍋で炊くとしっとり感を出すのが非常に難しい
ただ、炊飯器で炊いたら炊きたては十分に美味しく食べられました。冷えると固くなる印象があります。

価格はなんと1.2€/kgと、日本で買うお米よりも圧倒的に安い。
コストパフォーマンスは非常に高く、普段使いにはアリだと思います。チャーハンやカレーには特に合います。


2:RISOTTOREIS(リゾット米)

こちらはびっくりするほどの優秀米。
日本米にかなり近い食感で、おにぎりも作れるレベルのしっとり感があります。

私の感覚では、日本で買う「古古米の備蓄米」よりもむしろしっとりしている
ブラインドで日本米と出されたら、正直、私は判別できない自信があります

お値段は2.8€/kgと、LANGKORNREISよりは少し高めですが、それでも日本で買うよりずっと安い
本当にこれは輸入してほしいレベルの良米です。おすすめ。

また、S-budgetのリゾット米もあります。こちらもおすすめです。


3:STICKY RICE(もち米系)

こちらもRISOTTOREISと同様、日本米に近いしっとり感があります
もち米といっても、完全な「もちもち」ではないのですが、おにぎりを作ろうとするとおにぎりというよりおはぎに近い感覚になります。品質は良いのでお餅が好きな人には良いかも。

お値段は2.0€/kg。これでこの品質なら文句なしです。個人的には、RISOTTOREISとSTICKY RICEのどちらかを常備しておけば、和食メニューも困ることはないと思います。


4:SUSHI RICE(寿司ライス)【⚠️地雷もあり!】

日本の寿司の名を冠したお米ブランドですが、以下の通り地雷もあるので気をつけてください。まずはまともなSUSHI RICEですが、こちらはリゾット米に近い触感で、2.58€/kgになります。

一方で以下の「貴方に優しく」とか日本人だったら絶対付けなそうなフレーズが印字されているこちらのパッケージ、これははっきり言って最悪でした。「寿司」という日本ブランドを使っておきながら、パサパサで、中国で食べたお米にそっくりの触感。おそらく中国米なんじゃないかと思います。

下手すると中身はLANGKORNREISと同じなんじゃないかという疑いすらあります。

そして最も許しがたいのは、価格が7.4€/kgという超高額であること。
このお米で寿司を作るなんて、絶対にやめてください。後悔しかしません。


おまけ:アジアンマーケットについて

 グラーツの街中には中華系・韓国系のアジアンマーケットがちらほらありますが、正直なところ、おすすめしません。理由は単純で、まがい物を倍近くの価格で売っているケースが多いからです。お米に関しても、質の割に価格が高すぎます。しかも種類が多くて一見良さそうに見えるんですが、内容は微妙だったりします。

 結論としては、現地のスーパーマーケットで十分です。RISOTTOREISやSTICKY RICEが普通に手に入りますし、それで満足できます。


まとめ

種類食感価格コメント
LANGKORNREISパサパサ1.2€/kg炊きたては悪くない。冷めると固め。コスパ◎
RISOTTOREISしっとり2.8€/kg日本米にかなり近い。おにぎり可
STICKY RICEもちもち2.0€/kgもち米に近い
SUSHI RICEパサパサ7.4€/kg最悪。寿司に使えない。絶対買わないで

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おわりに

 海外での暮らしでは、食のストレスは想像以上に大きいものです。特に主食の「お米」が満足に食べられるかどうかは、QOL(生活の質)に直結するといっても過言ではありません。

今回のように、現地スーパーをうまく活用すれば、意外と満足のいくお米ライフが送れます。「海外でもごはん食べたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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