はじめに:日本ではなかなか体験できない雪そり(Sledge)
日本のウィンタースポーツといえばスキーやスノーボードが主流ですが、実はヨーロッパ、特にオーストリアでは「雪そり(Sledge/Rodel)」が本格的なウィンタースポーツとして楽しまれています。
日本では子ども向けの短いそり遊びはあっても、大人が本気で楽しめる長距離コースはほとんどありません。その点、オーストリアのスキー場では、そり専用のコースが整備されており、スキーとは完全に分かれている場所も多く、安全にスリルを味わうことができます。
今回体験したのは、グラーツ郊外にあるSalzstiegl。自然豊かなロケーションで、初心者でも楽しめる雪そりコースが整備されています。オーストリア旅行の際には、ぜひ体験してほしいアクティビティのひとつです。
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雪そりの使い方:ブレーキ付き?なし?どちらを選ぶ?
雪そりには大きく分けて2種類あります。
① ブレーキ付きタイプ


写真のそり中央についている、金属製の“てすり”のような部分がブレーキです。
これを上に引き上げるとブレーキがかかる仕組みになっています。
メリット
- 初心者でも安心感がある
- スピード調整がしやすい
- 足で止めなくてよいので、靴の中に雪が入りにくい
デメリット
- 少し重い
- 持ち運びがやや大変
② ブレーキなしタイプ
こちらはシンプルな構造。止まるときは両足を雪面につけるだけです。
実際にやってみると、足でも十分簡単に止まることができます。ただし、勢いよく止まると雪が靴の中に入ることもあります。
結論:
- 初めての方 → ブレーキ付きがおすすめ
- 軽さ重視・慣れている方 → ブレーキなしでもOK
好みの問題もありますが、「最初は安心を買う」という意味ではブレーキ付きが無難です。
曲がり方のコツ
雪そりは意外と操作がシンプルです。
曲がりたい方向の足を雪につけ、片側だけブレーキをかけるイメージで操作します。
例えば:
- 右に曲がりたい → 右足を雪につける
- 左に曲がりたい → 左足を雪につける
スピードが出ていると最初は少し怖いですが、慣れてくるとかなり自在にコントロールできます。カーブをうまく曲がれたときは爽快感抜群です。
雪そりの借り方(Salzstieglの場合)
スキー場によってレンタル方法は異なりますが、Salzstieglでは少しユニークな仕組みになっています。
- レンタル代を支払う
- チップ(コイン状のもの)を受け取る
- そり保管庫へ行く
- 各そりについているチェーン部分にチップを差し込む
- チェーンが外れ、そりを持ち出せる
返却時は、空いているチェーンにそりを固定するとチップが戻ってきます。


注意点
- チップを紛失するとデポジット没収
- 必ず返却時にチップが戻ることを確認
嬉しいポイントは、何度でも借り換え可能なこと。
もし借りたそりが重すぎる、滑りが悪いなど気になる場合は、別のものに交換できます。
雪そり専用コース「Rodelbahn」に注意
オーストリアのスキー場では、スキーコースとそりコースが明確に分かれている場合が多いです。

Salzstieglでは、コースマップ上で黄色で表示されている「Rodelbahn」がそり専用コースです。
スキーコースへ誤って入らないように注意しましょう。
スキーヤーとの接触は大変危険ですし、ルール違反にもなります。
専用コースは幅もあり、カーブや直線がバランスよく設計されているので、初心者でも安心して楽しめます。
実際に滑ってみた感想
想像以上にスピードが出ます。
最初の一本目は少し緊張しましたが、すぐにコツをつかめました。
- 風を切る爽快感
- カーブをうまく曲がれたときの達成感
- 童心に帰る楽しさ
これは日本ではなかなか味わえない体験です。
スキーほど技術が必要なく、短時間で楽しめるのも魅力。体力消耗も比較的少ないので、スキーの合間に楽しむのもおすすめです。
服装と持ち物のポイント
- 防水のスキーウェア上下
- 手袋(防水必須)
- ネックウォーマー
- スノーブーツまたは防水ブーツ
足でブレーキをかけることがあるため、防水性能は特に重要です。
まとめ:オーストリア旅行で雪そりはマスト体験
オーストリアでは雪そりは子どもだけの遊びではなく、立派なウィンタースポーツ文化の一つです。
ポイントまとめ
- ブレーキ付きは初心者向け
- 足で簡単に操作可能
- 専用コースで安全に楽しめる
- Salzstieglではチップ式レンタル
もしオーストリアのスキー場を訪れる機会があれば、ぜひ雪そり(Sledge/Rodel)を体験してみてください。
日本では味わえないスピード感と開放感が、きっと忘れられない思い出になります。


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