グラーツの冬を彩るイベントのひとつが、Grazer Landhaus(グラーツァー・ラントハウス)で展示される氷の彫刻です。
この氷の彫刻は、毎年行われるクリスマスツリーの点灯式と同時に公開され、旧市街の中心に幻想的な空間を作り出します。
今回私は、せっかくなので昼と夜、時間帯を分けて見に行ってきました。同じ氷の彫刻でも、時間帯や気温によって印象がまったく異なり、とても興味深い体験になりました。
ツリー点灯式と同時に公開された氷の彫刻
Grazer Landhausの中庭に設置される氷の彫刻は、クリスマスツリーの点灯式と同時に一般公開されます。
歴史ある建物に囲まれた中庭に、透明感のある氷の作品が並ぶ光景は、グラーツらしい上品さと冬らしさが融合した空間です。
展示開始直後は特に注目度が高く、多くの人が写真を撮ったり、足を止めてじっくり眺めたりしていました。
昼に見た氷の彫刻|まだ美しい状態
私が昼の時間帯に訪れたのは、点灯式から約1週間後。
そのため、「もう少し溶けているかな?」と思っていましたが、実際には彫刻はかなりきれいな状態で残っていました。
昼間は自然光が入るため、氷の透明感や彫りの細かさがよく分かります。
光を受けてきらきらと輝く様子は、写真で見るよりもずっと美しく、「氷ってこんなに表情があるんだな」と感じさせてくれました。


夜に再訪|溶け始めた彫刻と幻想的な雰囲気
一方、夜に訪れたのはそれからさらに数週間後。
しかも、この2週間ほどのグラーツは比較的温暖で、昼間は10度近くまで気温が上がる日が続いていました。
その影響もあり、氷の彫刻はかなり溶けてしまっている様子。
角が丸くなっていたり、細かい部分が崩れていたりと、昼に見たときとは明らかに違う姿になっていました。
ただし、夜ならではの魅力もあります。

イルミネーションで一気に幻想的な世界に
夜間は、氷の彫刻がライトアップされ、イルミネーションと組み合わさることで、一気に幻想的な雰囲気に変わります。
溶けかけて形が変わった氷も、光に照らされることで柔らかく、美しい表情を見せてくれました。
完璧な形の彫刻を見るなら昼、
雰囲気を楽しむなら夜。
そんなふうに、それぞれ違った楽しみ方ができるのがGrazer Landhausの氷の彫刻の魅力だと思います。


まとめ|溶けていても一見の価値あり
氷の彫刻はどうしても気温の影響を受けるため、訪れるタイミングによって状態は変わります。
今回のように、溶け始めてしまっていても、イルミネーションによる演出で十分に楽しめるのがGrazer Landhausの良いところです。
グラーツのクリスマスマーケット巡りや旧市街散策のついでに、ぜひ立ち寄ってみてください。
昼と夜、可能であれば両方の時間帯で訪れることをおすすめします。


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