オーストリア・シュタイヤーマルク州の州都、グラーツ。その地元の名物として知られるのが、Kürbiskernöl(かぼちゃの種オイル)です。職場の現地人の方から「ぜひ試してみて!」とすすめられて購入してみたのですが……これが、ただのオイルではなかったんです。

グラーツでしか出会えない“黒い宝石”
Kürbiskernölは、シュタイヤーマルク産のかぼちゃの種から低温圧搾で抽出された、深緑色の香ばしいオイル。とても濃厚でナッツのような香りが特徴的です。日本ではほとんど手に入らないとのことなので、まさに現地で手に入れる価値アリの逸品。
調理油ではなく「かけて楽しむ」オイル
いわゆる炒め物や揚げ物に使うオイルではなく、仕上げに風味を加えるための“香りづけオイル”というポジション。サラダのドレッシングやチーズにひとたらしするだけで、素材の味が一気に引き立ちます。
特に感動したのが、バニラアイスにかけるという裏技的な使い方。
バニラアイス+かぼちゃオイル=高級レストランのデザート!
半信半疑で試してみましたが……これが大正解。普通のバニラアイスに、ちょっと香ばしくて深みのある味わいが加わって、「あれ?私、今レストランにいる?」と錯覚するほどの仕上がりに。まるでプロが仕上げたような、大人のデザートになります。これは試さないともったいない。
モッツァレラチーズにもマッチ!
さらに、モッツァレラチーズにひとかけしてみたところ、チーズのミルキーな風味とオイルの香ばしさが絶妙にマッチ。ワインのお供にもぴったりな味に仕上がりました。
お土産にもぴったり!パッケージもおしゃれ
瓶のデザインもシックでおしゃれなので、料理好きな友人や家族へのお土産にもぴったり。軽くはないですが、買って帰る価値は十分にあります。

まとめ
- グラーツ名物のKürbiskernölは、他ではなかなか手に入らない希少なオイル
- 調理ではなく、ドレッシングやデザートの仕上げに使う“香りのアクセント”
- バニラアイスやチーズとの相性抜群で、おしゃれな一皿に早変わり
- 見た目も味もお土産に◎!
グラーツを訪れたら、ぜひこの「おしゃれな魔法の一滴」を手に取ってみてください。食卓がちょっと特別な時間に変わるかもしれません。
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