はじめに
ベネツィアを訪れる旅行者なら、ほぼ間違いなく立ち寄る超定番スポット――サンマルコ寺院(Basilica di San Marco)。
サンマルコ広場の中心に堂々と建つ姿はまさに「水の都のシンボル」です。
しかし近年、オーバーツーリズム(観光客過多)の影響で、寺院の入場システムや料金が大きく変化しています。
今回は、実際に訪れた体験をもとに、最新の入場事情・料金・見どころ・注意点をまとめました。なお、荷物預け入れに関する注意喚起の記事を書きましたので、こちらもご参照ください。
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1:ついに有料化!サンマルコ寺院の入場システムが変わった
かつては無料で入場できたサンマルコ寺院。
それが近年では有料化され、さらに事前予約システムが導入されました。
現在の料金体系はざっくりこんな感じです:
- 当日入場(並んで入る):3€
- 事前予約(時間指定で行列スキップ):10€
- 黄金の祭壇「パラ・ドーロ」エリア追加:+10€
つまり、全部合わせると最大20€になります。
まるで「ディズニーランドのファストパス」みたいなシステムですね。
行列を避けたい人は10€の予約チケットを選ぶことになりますが、
「ちょっと前まで無料だった」と思うと、なかなか強気な価格設定です。
2:正直、内部の見どころはそこまで多くない?
入場してみると――確かに立派な寺院です。
天井一面に広がるモザイク装飾、金色に輝くドーム、荘厳な雰囲気。
一瞬で中世ベネツィアの栄華を感じられます。
ですが、率直な感想としては「わざわざ高額を払うほどではないかも」という印象でした。
ヨーロッパをいくつか巡っている方なら、似たような装飾や雰囲気の教会は他にもたくさん見ているはず。
「ここだけでしか見られない特別な何か」という点では少し弱いです。
もちろん歴史的価値は高いのですが、観光体験としては割高感が残るかもしれません。

3:オフシーズンなら事前予約はいらないかも
カーニバル(Carnevale)などの繁忙期は、行列が長くなるため事前予約が有効です。
しかし、オフシーズンの平日なら話は別。
朝の時間帯に行けば、少し並ぶだけで入場できます。
むしろ事前予約をすると時間が縛られ、旅程を柔軟に組みにくくなるので不便です。
予約に10€払う価値があるかどうか――個人的にはオフシーズンでは不要だと思います。
せっかくの自由なベネツィア旅行、わざわざ時間指定に縛られるのはもったいないですね。
4:入口が“水没”して入れない!?思わぬ落とし穴
もうひとつ注意したいのが、サンマルコ寺院の入口が水没する時間帯があるということ。
ベネツィアは潮の干満で水位が変動するため、タイミングによっては入口前が水たまり状態に。
観光客がみんな足止めを食らっている光景も珍しくありません。
「じゃあ木の板で橋をかけてくれればいいのに」と思うのですが、そんな親切な対応はナシ。
その代わり(?)周辺の土産屋では、靴にかぶせるビニールカバーが売られています。
これがまた観光客価格で、ちょっとした商売っ気を感じざるを得ません(笑)。
正直、「寺院と土産屋で結託してるのでは…?」と疑いたくなるレベル。
まあ、潔く裸足で渡ってタオルで足を拭くというのも一つの手です。
(実際そうしている観光客もいました!)

まとめ:雰囲気を味わう場所としては◎、でもコスパは△
サンマルコ寺院は確かにベネツィアを象徴する建築物で、外観の美しさや雰囲気は唯一無二です。
ただし、
- 有料化・予約制による価格上昇
- 内部の見どころの少なさ(他都市と比べて)
- 入場口の水没という物理的ハードル
…といった点を考えると、「必見!」とまでは言いにくいのが正直なところです。
オフシーズンに訪れるなら、朝早めに行って当日券(3€)で入るのがベスト。
事前予約に10€払うなら、その分を近くのカフェでエスプレッソとスイーツを楽しむ方が満足度が高いかもしれません。
余談:外から眺めるだけでも十分美しい
個人的には、サンマルコ広場から見上げる寺院の外観が一番の見どころ。
夕暮れ時、金色に輝くファサードを眺めながら広場のカフェで音楽を聴く――
それだけでも「ベネツィアに来た!」という感動を味わえます。


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