【2026年】グラーツの猛暑の過ごし方|エアコンなしでも乗り切れる?現地で実践した暑さ対策

生活

今年のグラーツの猛暑について

2025年のヨーロッパでは、5月下旬と6月下旬の2回、大きな熱波が到来しました。ニュースではフランスやスペインの猛暑が大きく報道されていましたが、実はオーストリア・グラーツも例外ではありません。

グラーツはパリやウィーンのような大都市と比べると緑が多く、市街地の気温も数℃ほど低めになる傾向があります。それでも5月下旬には最高気温30℃、6月下旬には37℃まで上昇しました。

ただ、日本と比べると大きな違いもあります。それは湿度の低さです。

日本では真夏の湿度は60%以上になることが多いですが、グラーツでは熱波の最中でも50%程度、それ以外の日は50%以下であることも珍しくありません。

また、日本では夜になっても30℃近い熱帯夜が続くことがありますが、グラーツでは最低気温は高くても24℃程度まで下がるため、夜には体を休める時間が確保できます。

もちろん37℃は十分暑いですが、日本のような「まとわりつく暑さ」とは少し違う印象です。

 

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外での過ごし方

当たり前ですが、猛暑だからといって学校や仕事が休みになるわけではありません。外出しなければならない日は普通にあります。

そんな中でも、日本と比べて楽なのはやはり湿度です。日向ではかなり暑いものの、日陰へ入ると体感温度が一気に下がります。

そのため、徒歩で移動するときは「いかに木陰のある道を選ぶか」が重要になります。

同じ目的地でも、街路樹があるルートを選ぶだけでかなり快適さが変わります。

また、グラーツのトラムは新型車両にはエアコンが付いていますが、古い車両には付いていないものもあります。

タイミングによっては古いトラムが来ることもありますので、時間に余裕があるなら次の新しい車両を待つという選択肢もあります。

私はそこまではしませんでしたが、それぐらい車内環境に差があります。

家での過ごし方

日本でもよく報道されていますが、ヨーロッパではエアコンの普及率が低く、特に古い建物では室外機を設置できない構造になっていることも珍しくありません。

そのため、スポットクーラーを導入し、排気ダクトだけ窓から外へ出して使っている家庭もよく見かけます。

では、エアコンがない場合はどうするのでしょうか。

ポイントになるのは、夜は涼しく、建物の断熱性能が非常に高いということです。

おそらく昔から行われてきた方法だと思いますが、

  • 朝早くと夜に窓を全開にして室内を十分冷やす
  • 日中は窓とカーテン(ブラインド)を閉め切り、冷気を逃がさない
  • 日中はできるだけ火を使わない

というのが基本になります。

我が家もエアコンはありませんが、この方法で何とか37℃の熱波を乗り切ることができました。

食事もなるべく火を使わず、冷たいものや簡単に調理できるものを中心にしました。

レッツ、オーストリアンフード!

さすがに夕方になると室内の湿度が上がってきて、「もう窓を開けたほうが快適だな」というタイミングが来るので、その頃から再び換気を始めます。

今回は何とか乗り切れましたが、もし40℃を超えるような猛暑になったらどうなるのだろう……と少し心配ではあります。

秘密兵器!シュロスベルクのトンネル

最後に、グラーツならではの暑さ対策を紹介します。

それがシュロスベルクのトンネルです。

シュロスベルクの内部には東西を結ぶ歩行者用トンネルがあり、第二次世界大戦中には防空壕として利用されていました。

少し重厚な雰囲気がありますが、夏場はここが驚くほど涼しいのです。

今回の37℃の猛暑でも、体感では十数℃程度しかないように感じるほどで、トンネルへ入った瞬間に汗が引いていきます。

実際にグラーツ市も暑さ対策としてこのトンネルを利用することを案内しており、猛暑時には避暑スポットとして知られています。

街歩きの途中で暑さが限界になったら、シュロスベルクのトンネルで少し体を冷やして休憩するのもおすすめです。

無料で利用できますし、グラーツならではの「天然クーラー」と言える存在です。

 

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まとめ

グラーツの猛暑は、日本人にとっても決して油断できるものではありません。しかし、日本のような高湿度ではないため、日陰や朝晩を上手に活用すれば意外と過ごしやすい面もあります。

特に、

  • 木陰を選んで歩く
  • 朝晩に家をしっかり冷やす
  • 日中は窓を閉め切る
  • 火を使わない料理を活用する
  • 暑くなったらシュロスベルクのトンネルへ避難する

この5つを意識するだけでも、かなり快適に過ごせると思います。

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