日本からオーストリアに荷物を送ったら、思った以上に請求された話

行政手続

1万円くらいでも油断すると痛い、EU輸入のリアル

オーストリアに住んでいると、
「これ日本から送ってもらった方が早いな」
「1万円くらいだし、そこまで問題にならないでしょ」
と思う場面がちょこちょこあります。

今回もまさにそれでした。

日本から1万円前後の物をオーストリアに送ってもらい、
数日後、無事に到着……と思ったら、
受け取り時に追加で約25€を請求されました。

正直、その場では
「え、そんなに取られるの?」
というのが率直な感想でした。

 

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請求書を見ても、正直よく分からない

明細を見ると、書かれていたのはこんな感じです。

  • Importtarif
  • そのほかに十数ユーロの謎の金額

「Importtarifって何?」
「このもう一つは一体……?」

日本にいるとまず見かけない単語ばかりで、
最初はかなり混乱しました。


Importtarif=関税だった

調べてみて分かったのですが、
Importtarif はそのまま「関税」です。

日本からオーストリアに送るということは、
EUの外から物を輸入する扱いになります。

  • 高級品じゃなくても
  • 個人利用でも
  • 日本製でも

EU域外から来た時点で課税対象

1万円前後の物でも、
数ユーロ〜10ユーロ程度の関税がかかるのは普通のようです。

この時点で、
「ああ、これはもう避けられなかったな」
と少し諦めがつきました。


本当の問題は「もう一つの十数ユーロ」

ただ、関税だけならまだしも、
問題はもう一つの十数ユーロです。

これが何なのか、最初は全く分かりませんでした。

結論から言うと、これは

  • オーストリアの輸入消費税(VAT)
  • 通関手数料

この2つがまとめて請求されているものでした。


オーストリアのVATは20%、しかも容赦ない

オーストリアの消費税(VAT)は 20%

ここで日本人が一番ハマるポイントがあります。

VATは、
商品代だけでなく、送料や関税を含めた合計金額にかかる

という点です。

つまり、

  • 商品価格
  • 日本からの送料
  • Importtarif(関税)

これらを全部足した金額に、
さらに20%が乗ってきます。

「思ったよりVATが高いな…」
と感じた理由は、これでした。


さらに通関手数料も普通に取られる

加えて、郵便や配送業者が
通関代行手数料を取ります。

  • Österreichische Post
  • DHL / UPS など

これはだいたい
5〜10€くらい

VATと一緒に請求されるので、
明細上は「よく分からない十数ユーロ」になりがちです。


こうして合計約25€に

結果として、

  • 関税
  • VAT(20%)
  • 通関手数料

が全部合算されて、
約25€の追加支払いになりました。

冷静に内訳を見ると妥当なのですが、
1万円くらいの物に対してこの金額は、
心理的ダメージがなかなか大きいです。


「Gift(贈り物)」でも助からない

ちなみによく聞く
「Giftって書いてあれば大丈夫なのでは?」
という話ですが、これもほぼ期待できません。

現在のEUでは、

  • 贈り物
  • 個人利用
  • 少額

でも、基本的に課税されます

今回も特別扱いは一切ありませんでした。


今回の反省点

今回の件で思ったのは、

  • 日本から送る=必ず輸入扱い
  • 送料も含めて課税される
  • 安い物ほど割高に感じる

という、EU輸入の現実です。

正直、同じ物がEU内で買えるなら、
多少高くても最初からそちらを選んだ方が
精神的にかなり楽だと思います。


まとめ|金額より「仕組み」を知っておくのが大事

今回の体験をまとめると、

  • 1万円前後の物でも
  • 関税+VAT+通関手数料で
  • 約25€の追加請求は普通に起こる

ということです。

オーストリア(EU)への荷物送付は、

「安いから大丈夫」ではなく、
「輸入だから必ず何か取られる」

と思っておいた方が安全です。

これから日本から荷物を送る予定がある方の、
ちょっとした心構えになれば幸いです。

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