チョコブラウニーを手作りしてみました!

グルメ

 チョコブラウニーは、ケーキ作りの中でも「メレンゲを泡立てる必要がない」のでとてもお手軽に作れるお菓子のひとつ。日本にいたときにも何度か作っていたのですが、こちらでも材料がそろったので久しぶりに挑戦してみました。今回参考にしたレシピは、いつも見ている DELISH KITCHEN のもの。道具も材料もシンプルで、思い立ったらすぐ作れるのが魅力です。

 

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材料分量価格
チョコレート(生地用)120g1.2€
砂糖(生地用)60g少額
バター70g0.5€
たまご2個1.0€
薄力粉70g少額
ココア15g少額
ベーキングパウダー2g少額

まずはチョコとバターの湯煎から

作り方の最初の工程は、チョコレートとバターを湯煎で溶かすこと。これがブラウニーの味と食感を決める大事なステップなので、焦らずゆっくり。

私はいつもいきなりボウルを熱々のお湯に入れるのではなく、

  1. お湯を一度沸騰させて火を止める
  2. そこへボウルを軽く浸して温める
  3. 少し溶け始めたら一旦引き上げて様子を見る
    ――という方法で温度調整をしています。

チョコは温度が上がりすぎると分離しやすく、口当たりも悪くなってしまうので、体温程度の温かさをキープしながら溶かしていくのがコツ。ボウルを出したり入れたりする、少し地味な作業なのですが、このひと手間がしっとりおいしいブラウニーにつながります。


砂糖と卵を加えて混ぜる

チョコとバターがしっかり溶けたら、次に砂糖と卵を加えて混ぜ合わせます。生地がほんのり白っぽくなるまで混ぜると、ほどよく空気が入って軽さも出ます。

レシピによっては「卵白を別立てしてメレンゲにして混ぜる」方法を推奨しているものもありますが、個人的にはブラウニーやバターケーキ系のお菓子は、バターを入れた時点でメレンゲの効果がほとんど薄れていると思うので、あまり神経質にならなくても大丈夫だと思っています。膨らませる主役はほぼ ベーキングパウダー。丁寧に作りつつも、気楽さを忘れないのが家庭のお菓子作りのよさですよね。


粉類を混ぜていよいよ生地完成

最後に、小麦粉・ベーキングパウダー・ココアパウダーを加えてヘラでさっくり混ぜます。ここは粉っぽさが残らないようにするのがポイントですが、混ぜすぎても重くなってしまうので、全体が均一になったところでストップ。

チョコの香りとココアの香りがふんわり広がって、この段階でかなりワクワクします。生地の質感はとろりとしていて、焼いた後にしっとりしてくれそうな予感。


170度で20分、香りが広がったら出来上がり!

生地を型に流し込み、170度のオーブンで20分焼きます。機種によって火力に差があるので、途中で上面が焦げそうならアルミホイルを軽くかぶせて調整すると安心です。焼いている間に部屋中に広がるチョコレートの香りがなんとも幸せで、焼き上がりを待つ時間さえ楽しい!

20分ほど経って、表面がふっくらして軽く弾力があれば焼き上がり。粗熱を取ってから切り分けると、きめ細かくしっとりしたブラウニーが顔を見せます。外はほんの少しさっくり、中は濃厚でしっとり。理想の仕上がりになり、大満足でした。

お好みで生クリームを添えると、さらにコクが増してデザート感がアップします。少し固めに泡立てた生クリームをぽってりとのせると、喫茶店風の贅沢な一皿になりますよ。


おわりに

久々に作ったチョコブラウニーでしたが、やっぱり簡単でおいしくて、コーヒーにも紅茶にもよく合う万能スイーツでした。家にある材料で気軽に作れるので、ちょっと甘いものが欲しいときや、お友達が来る日の手土産としてもぴったり。次はナッツを加えたり、チョコの種類を変えてみたりして、アレンジにも挑戦してみたいと思います。

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