【オーストリア生活】病院のかかり方とe-cardの使い方|海外在住者向けガイド

生活

はじめに

海外に住むうえで多くの人が不安に感じるのが「病院」の問題ではないでしょうか。言語や制度が違うと、いざ体調を崩したときにどうすればいいのか分からず戸惑うことも多いものです。

オーストリアでは、日本の健康保険証にあたるカードとして e‑card が使われています。これは公的医療保険を利用する際に必要なカードで、病院やクリニックで提示することで保険診療を受けることができます。

今回は、オーストリアで病院を探す方法と、実際に診察を受けるときのe-cardの使い方について紹介します。

 

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病院の探し方|基本は事前予約

オーストリアでは、日本のように「直接病院へ行って受付する」というスタイルはあまり一般的ではありません。多くのクリニックでは事前予約がないと診察してもらえないことが多く、まずは予約を取る必要があります。

例えばシュタイヤマルク州の場合は、医師会のサイトÄrztekammer für Steiermarkの検索ページを使うと便利です。このサイトでは以下の条件でクリニックを検索することができます。

  • 診療科(内科・皮膚科など)
  • 居住地区
  • 加入している保険
  • 対応言語

これらの条件を入力して検索すると、該当するクリニックが数件ほど表示されます。候補が絞られたら、そのクリニックにメールまたは電話で連絡して予約を取ります

個人的な印象ですが、オーストリアでは電話での連絡のほうが好まれる傾向があるように感じます。実際、クリニックによっては連絡先が電話番号しかない場合もあります。

とはいえ、メールでも多くのクリニックは数日以内に返信をくれることが多いです。ただし注意点として、人気のクリニックでは数か月先まで予約が埋まっていることも珍しくありません。その場合は、別のクリニックを探して連絡するしかありません。

また、オーストリアには保険が適用されないプライベートクリニックも存在します。料金は高くなりますが、その分予約が取りやすいというメリットがあります。オーストリア人の中には「待ちたくないから」という理由で、あえて保険適用外のクリニックを利用する人もいるそうです。


e-cardとは?|オーストリアの保険証

オーストリアの公的医療保険を利用する際には e‑card を使用します。これは日本の健康保険証に相当するカードで、医療機関で保険診療を受ける際に必要になります。

以前はシンプルなカードでしたが、最近は顔写真付きのカードが導入されています。街中でも写真付きカードへの切り替えを推奨するチラシを見かけることがあり、日本と同じように保険証の不正利用対策が進められているのだと思われます。


e-cardの使い方|端末に置くだけ

病院やクリニックに行くと、受付付近にカード読み取り端末があります。そこにe-cardを置くだけで保険の登録が完了します。

使い方は非常にシンプルで、

  1. 受付の端末にカードを置く
  2. 保険情報が読み取られる
  3. 受付完了

という流れです。

日本のマイナンバーカードのような暗証番号入力などは必要ありません。そもそもカードにそういった設定がないため、基本的には置くだけで手続きが終わります。


診察費は無料?注意点も

公的保険が適用されるクリニックであれば、診察費そのものは無料のことが多いです。ただし、完全に無料というわけではありません。

例えば、サービスフィー(チップのような名目の費用)・処方された薬代などは別途支払う必要があります。特に薬代は普通に請求されるので、「保険だから全部無料」というわけではない点には注意が必要です。


まとめ|最初は戸惑うが、仕組みはシンプル

オーストリアの医療制度は、日本とは少し違う部分が多く、最初は戸惑うかもしれません。特に

  • 基本的に予約が必要
  • 予約が数か月待ちのこともある

といった点は、日本との大きな違いでしょう。

一方で、保険証である e-card の使い方自体はとてもシンプルで、病院の端末にカードを置くだけで保険が適用されます。

海外生活では、病院の利用方法を事前に知っておくだけでも安心感が大きく変わります。オーストリアで生活する予定の方や、長期滞在している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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