ドブロブニクの市街地とロブリイェナッツ(Lovrjenac)要塞を歩いてみた

旅行

はじめに

前の記事では城壁海水浴場の記事を書きましたが、今回はドブロブニク旧市街そのものと、その西側に位置するロブリイェナッツ(Lovrjenac)要塞について紹介します。城壁の上から眺める景色も素晴らしいですが、実際に市街地の中を歩いてみると、中世の雰囲気がそのまま残る街並みや、アドリア海に面した独特の景観を楽しむことができます。

(当ブログの記事をまとめたポータルページはここです)


Amazon.co.jp
あなたと一緒に作る海外旅行【トラベル・スタンダード・ジャパン】

ロブリイェナッツ(Lovrjenac)要塞

日本人にとってはとても発音しにくい名前ですね。

城壁から見たLovrjenac要塞

ロブリイェナッツ要塞は旧市街のすぐ西側に位置する要塞で、ここからはアドリア海と旧市街の両方を一望することができます。旧市街西側の入口であるPile Gateを出て左手側へ進むと要塞への入口があります。

要塞は小高い岩山の上に建てられており、そこへ向かう途中からすでに絶景が広がっています。アドリア海の鮮やかな青色と、オレンジ色の屋根が並ぶ旧市街のコントラストは本当に美しく、思わず足を止めて写真を撮りたくなります。

チケットは城壁と共通になっているため、城壁観光をした人は追加料金なしで入場できます。逆に言えば、城壁観光後にチケットを捨ててしまうと入れなくなるので注意してください。

チケットチェックを抜けると、さっそく石造りの広場が現れます。いかにも要塞らしい重厚な雰囲気で、ここにはトイレも設置されています。さらに上へ進むと大砲や砲弾の展示があり、要塞として実際に防衛拠点だったことを実感できます。

そして何よりも魅力なのが景色です。眼下には旧市街、その向こうにはどこまでも続くアドリア海が広がります。城壁から見る景色も素晴らしいのですが、こちらは少し離れた位置から旧市街全体を眺めることができるため、また違った魅力があります。城壁とセットで訪れることをおすすめします。

ドブロブニク旧市街

旧市街は全体が石畳で整備されており、一歩足を踏み入れると中世の街に迷い込んだような感覚になります。

歩いていて感じたのは、どこかイタリアのベネチアを彷彿とさせる雰囲気があることです。実際、ドブロブニクは長い歴史の中でアドリア海交易を通じてイタリアの海洋都市国家とも深い関係を持っており、文化的にも共通点が多いのだと思います。

旧市街の中にはいくつか給水可能な噴水があります。その代表格がOnofrio噴水です。旅行者にとって非常にありがたいことに、ドブロブニクは水道水をそのまま飲むことができます。

ミネラルウォーターも1ユーロ以上と決して安くはないため、水筒やペットボトルを持っている人はここで補給しておくと便利です。特に夏場は気温が高くなるため、こまめな水分補給は重要です。

本来であれば旧市街には教会や修道院、宮殿など数多くの見どころがあります。しかし正直なところ、私は事前にオーストリア人の友人から「ヨーロッパによくある教会や宮殿だから、そこまで特別ではない」と聞いていたため、内部までは見学しませんでした。

その代わり、街並みを散策しながら雰囲気を楽しむことにしましたが、それだけでも十分に満足できました。

また、歩いていて面白かったのが、夏にもかかわらずクリスマス専門店が営業していたことです。ヨーロッパの観光地では時々見かけますが、店内にはクリスマスツリーの飾りやオーナメントが所狭しと並んでいて、真夏なのにクリスマス気分を味わうことができます。日本人の感覚だと少し不思議ですが、世界中から観光客が訪れるドブロブニクらしいお店だなと感じました。

ゲーム・オブ・スローンズの聖地

旧市街を歩いていて驚いたのは、Game of Thrones関連のお店の多さです。

一方で、美しい街並みの裏側にはこの街が経験した戦争の歴史も残されています。現在のドブロブニクは観光地として完全に復興しており、街を歩いているだけでは戦争の爪痕を感じることはほとんどありません。しかし、旧市街やその周辺を歩いていると、「この建物はクロアチア独立戦争で被害を受けた」「ここは砲撃を受けた」といった内容の看板を見かけることがあります。

1990年代初頭のクロアチア独立戦争では、世界遺産である旧市街も砲撃を受け、多くの建物が損傷しました。現在見えている美しい街並みは、その後の修復と復興によってよみがえったものです。城壁の上から見ても、修復された屋根瓦と古い屋根瓦の色の違いが分かる場所もあり、歴史を知った上で街を歩くとまた違った見方ができます。

私はこの作品を見たことがないのですが、世界的な人気を誇るファンタジードラマシリーズだそうです。どうやらドブロブニク旧市街は作中の「キングズ・ランディング」のロケ地として使用されたらしく、世界中から聖地巡礼のファンが訪れています。

街中には関連グッズのお店やツアー案内がたくさんあり、ゲーム・オブ・スローンズファンにとってはたまらない場所なのでしょう。

 

(当ブログの記事をまとめたポータルページはここです)


Amazon.co.jp
あなたと一緒に作る海外旅行【トラベル・スタンダード・ジャパン】

まとめ

ドブロブニク観光というと城壁ばかりが注目されがちですが、ロブリイェナッツ要塞や旧市街そのものも非常に魅力的です。

要塞から眺める旧市街とアドリア海の景色は絶景ですし、石畳の路地を歩くだけでも中世の海洋都市の雰囲気を十分に味わうことができます。特に要塞は城壁チケットで入場できるため、城壁観光をするならぜひセットで訪れてみてください。

私としては、城壁を歩いてドブロブニクの全景を楽しみ、その後ロブリイェナッツ要塞から外側からの景色を眺め、最後に旧市街の路地をのんびり散策するのが一番満足度の高い回り方だと感じました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました