はじめに
オーストリアのチョコレートといえば、以前の記事でも紹介した、Zotter Schokolade(ゾッター)です。
Zotterはシュタイヤーマルク州に拠点を置くチョコレートメーカーで、オーガニック・フェアトレードのチョコレートを、カカオ豆から一貫して製造する「Bean-to-Bar」のメーカーとして知られています。
そしてZotterの面白いところが、とにかく商品の種類が多いこと。
フルーツ系やナッツ系などのフレーバーチョコだけでなく、カカオの産地ごとに食べ比べるチョコレートもかなり充実しています。
今回は、そんなZotterの板チョコをいくつか実際に食べてみました。
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とにかく濃厚でおいしい
まず最初に言いたいのは、Zotterのチョコレート、とにかく濃厚でおいしい、ということ。
特に板チョコタイプは、口に入れたときのチョコレートの存在感がかなり強いです。
スーパーでよく売っている一般的なチョコレートとは、ちょっと違う感じ。
もちろん商品によって味は全然違うのですが、全体的に「チョコレートを食べている」という満足感があります。
産地別のチョコレートが面白い
Zotterには、カカオの産地を前面に出した「Labooko」というシリーズがあります。

これはまさに、「カカオの産地によってチョコレートの味がどう変わるのか?」を楽しむためのシリーズ。
実際、現在の商品ラインナップでもタンザニア、ドミニカ共和国、ベリーズなど、さまざまな産地のカカオを使ったチョコレートが用意されています。



ほかにも、
- ペルー
- パナマ
- グアテマラ
- マダガスカル
- ウガンダ
- ニカラグア
など、かなり多くの産地があります。
ただし……
私はそこまで本格的に食べ比べをしたわけではないので、
「タンザニアはこういう味で、ドミニカはこういう味!」と産地ごとの違いを語れるほどではありません(笑)。
今回はあくまで、「実際に食べてみてどうだったか」という個人的なレビューです。
フレーバー系もかなり豊富
Zotterは産地別チョコだけではありません。
むしろ、「こんな組み合わせあるの?」と思うようなフレーバー系チョコレートが大量にあります。
フルーツ系、ナッツ系、キャラメル系など、本当に種類が豊富。
そのため、「いろんな味をちょっとずつ試してみたい」という人には、以前紹介したZotterのチョコレート工場ツアーがおすすめです。
工場では製造工程を見るだけでなく、さまざまなチョコレートを試食できるので、Zotterの種類の多さを一気に体験できます。
実際に食べてみた
Erdbeer(イチゴ)

まずは、Erdbeer(イチゴ)です。
これはシンプルに、イチゴ味でおいしいです(笑)。
チョコレートとイチゴの組み合わせなので、かなり食べやすいタイプ。
ダークチョコレートのようなカカオ感の強いものが苦手な人でも、比較的食べやすいと思います。
45% Milch
次は、45% Milchです。

こちらはミルクチョコレート。
ミルクの味わいがしっかりしていて、濃厚でおいしい。
個人的には、Zotterの「濃厚さ」を一番分かりやすく感じられるタイプでした。
50% Tanzania Milch
次は、50% Tanzania Milchです。

タンザニア産カカオを使ったミルクチョコレート。
45% Milchと比べると、こちらのほうが少しカカオ感が強くなっています。
ミルクチョコレートの甘さを残しながら、「ちょっとカカオが強くなった」という感じ。
45%のミルク感と50%のカカオ感を比べてみると、違いが分かりやすくて面白いです。
62% Dominika Dunkle
ここからはダークチョコレート。62% Dominika Dunkleです。

ドミニカ共和国のカカオを使った62%のダークチョコレート。
ミルクチョコレートから一気に大人っぽい味になります。
ビター感はありますが、個人的には、「苦すぎて食べられない」という感じではありません。
むしろ、大人の味わいという表現がぴったり。
今回食べた中では、私はこの62%くらいのカカオ感がかなり好みでした。
72% Belize Sail Shipped Cacao Dunkle
最後は、72% Belize Sail Shipped Cacao Dunkleです。

ベリーズ産のカカオを使った72%のダークチョコレート。
しかもこの商品はちょっと面白く、カカオが帆船「Avontuur」でベリーズからハンブルクまで運ばれた「Sail Shipped Cacao」です。Zotterによると、約2か月かけて航海したカカオを使用しています。
カカオ含有率は72%。
実際に食べてみると、かなりカカオ感が強いです。
もちろんおいしいのですが、私としては、62%くらいのほうが好み。
72%になると、かなり「チョコレートそのものを味わう」という感じになります。
ちなみに公式の商品説明では、72%でありながら比較的甘くマイルドで、キャラメル化したナッツやブラックベリーなどの風味があるとされています。
個人的な好みランキング
今回食べたものを個人的な好みで並べるなら、
1位:62% Dominika Dunkle
2位:45% Milch
3位:50% Tanzania Milch
4位:Erdbeer
5位:72% Belize Sail Shipped Cacao Dunkle
という感じです。
もちろんこれは完全に私の好み。
特にカカオ感の強いチョコレートが好きな人なら、72% Belizeのほうが気に入ると思います。
産地別に食べ比べてみるのも面白そう
今回はそこまで本格的な食べ比べをしませんでしたが、Zotterには産地別のチョコレートがかなり揃っています。
例えば現在のラインナップを見るだけでも、
- タンザニア
- ドミニカ共和国
- ベリーズ
- ペルー
- パナマ
- グアテマラ
- マダガスカル
- ウガンダ
- ニカラグア
などがあります。
同じカカオでも産地によってどのくらい味が変わるのか、じっくり食べ比べてみるとかなり面白そうです。
いろいろ試すなら工場ツアーがおすすめ
Zotterは板チョコだけでもかなり種類があります。
さらにフレーバー系まで含めると、「いったい何種類あるんだ……」というレベル。
実際、Zotterは非常に幅広い商品を展開しており、現在も多数の板チョコやフレーバー商品があります。
そのため、「いろんなZotterを試してみたい!」
という人は、まず工場の見学ツアーに行ってみるのがおすすめです。
チョコレートの製造工程を見ることができるだけでなく、試食を通していろいろな味を楽しめます。
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総括
今回食べたZotterの板チョコは、とにかく全体的に、濃厚でおいしい。
というのが一番の感想でした。
今回食べたものをまとめると、
- Erdbeer → イチゴ味で食べやすい
- 45% Milch → 濃厚なミルクチョコ
- 50% Tanzania Milch → 45%よりカカオ感が強い
- 62% Dominika Dunkle → ビターで大人の味、個人的に一番好み
- 72% Belize Sail Shipped Cacao Dunkle → カカオ感がかなり強い
という感じ。
個人的には62%くらいのカカオ感がちょうどよかったです。
ただ、Zotterの本当の面白さは、今回食べたものだけではありません。
産地別のチョコレートから、イチゴなどのフレーバー系まで、とにかく種類が豊富。
グラーツやシュタイヤーマルク州を訪れるなら、ぜひ一度いろいろなZotterを食べ比べてみてください。

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